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東京都市大学

 

如学会メールマガジン 【第226号】

 

        2017119日号

 

 

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下記のように「東京都市大学 新技術説明会」の建築部門で西村功教授の波動発電装置に関する

新技術説明があります。

皆様お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。

去る20161215日(木)に配信しましたが、改めてお知らせいたします。

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東京都市大学 新技術説明会

 

 

2017124日(火)12:5515:55

       会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ヶ谷)

 

 

「地球温暖化ガスの排出を大幅に削減する波動発電装置」

 

西村功 教授(東京都市大学 工学部建築学科)

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日時: 平成29124日(火) 12:55 -15:55  

会場: JST(科学技術振興機構)市ヶ谷本部  

102-0076 東京都千代田区五番町7  Ks五番町

     JR「市ヶ谷駅」より徒歩3分 

都営新宿線、東京メトロ南北線・有楽町線「市ヶ谷駅」(2番口)より徒歩3

 

参加費:  無料

主催:  科学技術振興機構、東京都市大学

後援:  特許庁

 

参加申込みは下記サイトよりお願い致します。

https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/tcu/2016_tcu/tech_property.html#pbBlock32769

 

 

プログラム

 

1)「材料」                   13:00-13:25 

 

階層性ナノ多孔層による超親水性(防汚・防曇)、反射防止ガラス

東京都市大学 工学部 機械工学科 准教授  藤間 卓也

 

2)「エネルギー」                13:30-13:55

 

地球温暖化ガスの排出を大幅に削減する波動発電装置

東京都市大学 工学部 建築学科 教授  西村

 

新技術の概要

我が国の周辺海域には膨大の波動エネルギーが存在している。

この技術は波動エネルギーを高速で電気エネルギーに変換する発明を応用した技術である。

外洋を航行する船舶は、波動エネルギーを受けて振動する。

この振動エネルギーは船舶に搭載された小型の動吸振器に慣性力を介して伝達され、運動

エネルギーとひずみエネルギーの和として蓄積され、最後にリニア―モータを介して電気

エネルギーに変換される。

技術的には超高層ビルの振動制御技術として実用化されており、この技術を船舶に応用する

ことで、エネルギー循環型の社会システムを構築することが出来る。

 

従来技術・競合技術との比較

我が国で波力発電の実用化が難しい最大の理由は、波力発電所を沿岸部に建設しなければ

ならないからである。漁業との両立が困難で、巨額の建設投資も必要であり環境保護とも

相容れない。新技術は波力発電の実用化を阻む殆どの問題点を克服しており、他の再生可能

エネルギーと比較しても経済的優位性が高い。その理由は外洋の波動エネルギー分布密度が

高いこと、慣性力を利用して船舶の運動エネルギーを電気エネルギーに変換するので損失が

無いこと、既に実用化されたアクティブ制振技術を応用できる点など、将来性と実現性を兼ね

備えた技術である。

 

新技術の特徴

・船舶、制御、エネルギーなど幅広い分野に新市場を創造し、日本経済の再生に大きく貢献する

基盤技術である。

・再生可能エネルギーとして直ちに実用化でき、地球温暖化ガスの削減目標を達成する有望な

技術である。

・排他的経済水域に存在する無尽蔵のエネルギー源を将来に渡り確保することが出来る。

 

想定される用途

・波動発電装置を搭載した船舶の実用化

(海運における船舶の二酸化炭素の大幅な削減、輸送コストの大幅削減)

・洋上浮体発電所の建造

(福島原発沖の波力エネルギー利用、洋上発電所の輸出、波力発電船の離島への派遣)

・小型船舶(漁船)などの発電装置(駆動装置)としての商業化

 

関連情報

・サンプルあり 超高層ビルで実現した装置の見学が可能。

(汐留共同通信ビルなど)小型実験装置と外洋の観測データがある。

 

 

3)「医療・福祉」                  14:00-14:25

 

大気圧プラズマ照射装置による皮膚疾患治療

東京都市大学 工学部 医用工学科 教授  平田 孝道

 

4)「建築・土木」                                                                  14:30-14:55

 

加速度計測による簡易な構造物の変位応答推定法

東京都市大学 総合研究所 都市基盤施設の再生工学研究センター 助教  関屋 英彦

 

5)「材料」                                                                                   15:00-15:25

 

超低消費電力・半導体集積回路のための革新的ゲルマニウム・ウェハー開発

東京都市大学 工学部 電気電子工学科 教授  澤野 憲太郎

 

6)「情報」                                                                                   15:30-15:55 

 

実環境におけるロバストな画像センシング技術

東京都市大学 知識工学部 情報科学科 教授  包 躍

 

 

お問い合わせ:

科学技術振興機構 産学連携展開部 産学連携プロモーショングループ

102-0076 東京都千代田区五番町7 Ks五番町

TEL03-5214-7519  Fax03-5214-8399

Mailscett@jst.go.jp

 

 

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【東京都市大学如学会メールマガジン】NO.226

総編集長 :如学会会長 山岡嘉彌

編集責任者:情報委員長 丹羽譲治

発 行  :東京都市大学 如学会

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本号編集及び発信担当 : 山岡嘉彌

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