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東京都市大学

 

如学会メールマガジン 【第298号】

              

         2019422日号

 

 

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私こと山岡嘉彌(S46卒)が足掛け4年、坂倉建築研究所の技術顧問として担当して

まいりました「旧・鎌倉近代美術館(正式名:神奈川県立近代美術館・鎌倉)」の

保存改修工事が完了し、このほど鎌倉八幡宮所有の「鎌倉文華館・鶴岡ミュージアム」

として、レストランである新築の付属棟と共に生まれ変わりました。

 

これは、社寺仏閣の歴史的建造物の保存改修技術のスペシャリストである丹青研究所の

指導の下に進めてきたものです。

 

その保存改修の考え方や、旧美術館の歴史がパネル、実物サンプル、ムービーなどと

共に展示されています。

新緑と共に花々が咲き乱れ、爽やかな風が水面を吹き渡る最も良いこの季節に是非足を

お運び下さい。

ちなみに、私は51日(水)と56日(月・祝・最終日)に現地におります。

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鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

[建築公開]

「新しい時代のはじまり」(開催中)

2019420[]56[月・祝] 

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(添付ファイル参照)

 

 

「旧神奈川県立近代美術館 鎌倉」が「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として生まれ変わります。

鶴岡八幡宮境内に建つ神奈川県立近代美術館の鎌倉館は、戦後間もない1951年に日本で最初の

公立近代美術館として開館しました。

 

建築家・坂倉準三(19011969年)によって設計されたこの建築は、1999年に「DOCOMOMO

により「日本の近代建築20選」に選出。201611月には神奈川県指定重要文化財に指定されま

した。

20163月、借地契約満了に伴い、神奈川県立近代美術館の鎌倉館は鶴岡八幡宮に更地返還される

ことになっておりましたが、当宮は日本近代建築の傑作であるとともに、65年間にわたる美術館

活動によって親しまれたこの建築を継承していくことに決定いたしました。

 

今後、新しい使命をもった「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」では、鎌倉の歴史や文化、ゆかりの

ある文士や美術家などを紹介し、鎌倉の魅力を発信する文化交流施設として活動してまいります。

 

〇 建築家・坂倉準三19011969年)

東京帝国大学(現・東京大学)で美術史を学んだのち1929年に渡仏。

20世紀建築の巨匠ル・コルビュジエに師事し、1937年のパリ万国博覧会で日本館を手がけて

建築部門のグランプリを受賞するなど国際的に高い評価を受けた。

 

 

201968日(土)の開館に先駆けて、420日(土)から56日(月・祝)までの間、

建築を公開し、「新しい時代のはじまり」展を開催いたします。

 

本展は、建築家・坂倉準三によって設計された「旧神奈川県立近代美術館 鎌倉」の歴史的建築の意匠

を保ちつつ、最新の技術によって補強、復原、機能を向上させた本改修工事の過程を、図面や模型、

記録映像、写真などで紹介するものです。皆様のご来館を心よりお待ちしております。

 

(但し、レストラン棟は6月のグランドオープン時に開館となります。)

 

 

2019420日(土)~56日(月・祝)期間中無休

 

開館時間:午前9時~午後5 (最終入館は午後430分)

入館料:中学生以上500/小学生以下は無料

※障がい者手帳をお持ちの方と介添者1名は無料

主催:鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

 

248-0005 

神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮内

鶴岡八幡宮

代表:0467-22-0315

JR横須賀線、江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車 徒歩10

当館には駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用ください。

 

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【東京都市大学如学会メールマガジン】NO.298

総編集長 :如学会会長 山岡嘉彌

編集責任者:情報委員長 露木博視

発 行  :東京都市大学 如学会

      東京都世田谷区玉堤1-28-1

如学会HP https://jogakkai.jp/

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本号編集及び発信担当 : 山岡嘉彌

山岡嘉彌デザイン事務所

東京都港区東麻布3-10-3-4F 〒106-0044

TEL : 03-3588-0951 FAX : 03-3588-0961

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